秋の懇親会報告 大隈公の浪曲を堪能

11月8日(土)秋の懇親会が芝公園駅近くの東京グランドホテルにて43人が参加し開催されました。

懇親会の冒頭、益子会長のご挨拶はいつも以上に熱がこもっていました。「港稲門会の会員数は過去最多を更新中だが、入会した会員を定着させる為には、役員だけが会活動を引っ張って行くのではなく、会員一人一人が積極的に参加し、かつ支えてゆく会の形を作っていかなければならないことを御願いしたい。新入会員や若い世代の方には、新たな部会活動を提案してトライしていただきたい。広報活動や新しいコミュニケーションツールの活用も、失敗を怖がることなく、諸先輩方に臆することなく、積極的に活動して下さい!」と挨拶しました。


懇親会のメインゲストは、浪曲師東家千春さん(第一文学部卒)と曲師(三味線)の伊丹秀勇さん(第二文学部卒)。プロとして活躍するお二人によるオリジナル浪曲「青年 大隈重信の冒険」の口演。お二人の息の合った掛け合いで千春さんの澄んだ声が会場内に響き、生まれて初めて浪曲に触れたという会員たちを引き込みました。しかも、テーマが早稲田大学の創設者大隈重信公ですから興味津々。浪曲のストーリーは、備前藩の若き日の大隈重信が大政奉還を迫ろうと脱藩し副島種臣と共に京を目指すというものです。早稲田にちなんだこの浪曲は、各稲門会の懇親会などで人気になっており、校友たちに長く愛される「早稲田の古典」となることでしょう。

懇親会の来賓は、東京23区地域担当課長 総長室経営企画課長 上野佳輝氏。益子会長が会の冒頭で4回連続の来賓出席として上野氏に感謝の言葉を述べたように、会員とのコミュニケーションも総長室との連携もスムーズになりました。以下は上野氏のお話の要旨。<10月19日のホームカミングデーの模様は動画配信されている。中でも『ドラゴンクエスト』で知られるゲームクリエーター堀井雄二氏の対談は必見。10月から150周年記念事業がスタートした。2032年の150年まで7年間記念事業募金を始めたのでぜひ協力を!本学の”いま”と”これから”をリアルタイムにお届けし、持続的な関係を築いていくことを目指して早稲田大学LINE公式アカウントを開設した。今すぐ早稲田とお友達になれますよ。>


乾杯は当日参加者で最高齢の昭和34年卒業の3人のうち、藤村薫さんのご発声で行われ東家千春師と伊丹秀勇師も加わっての懇親会はなごやかにすすみました。また、当会顧問の武井雅昭氏が今年春の叙勲で旭日中綬章を授賞されたことも披露されました。

恒例の新入会員自己紹介コーナーでは(並び左から)鈴木則子さん、永濱眞理子さん、川上俊介さん、唐栄さん、塩見僚太郎さんが壇上にて御挨拶。


最後の校歌斉唱には応援部からチアリーダー2人を含む4人が登場。
紺碧の空、応援曲メドレー、早稲田大学校歌をリーダーの野口航太郎くん指揮のもと全員で高らかに熱唱ししました。

初めて使う会場でしたが、お料理は美味しく係りの方も大変親切で参加者全員大満足でした。

ゲストの東家千春師と曲師の伊丹秀勇師をお見送りしつつみんな記念写真!お疲れ様でしたー