部会の前半は個人の活動
俳句部会の活動紹介
俳句部会は毎月第2月曜日の午後6時から8時まで、洗足池の大田区立図書館の会議室で句会を開催している。
句会に参加する会員は①当日までに5句を作りこれを提出する。5句のうち3句は季語を決められていて、それを入れた句を詠まなければいけない。ほかの2句はその季節の季語を自由に入れて作ればよい。
このほか②当日の会場で題が出されて、その題を入れた句をその場で詠む。この合計6句を無記名で提出(投句という)する。
全投句の中から各自「良い」と思う句を6句選び、その結果が発表されると作者が名乗り出る。多くの人から選ばれれば「良い句」ということになる。
これが一般的な句会の説明で、前半の句を詠むまでは個人の活動といえる。後半の句会は皆で集まるから、全員の活動である①よい句を競い合い②他者の句を評価し良い句を選ぶ(選句)のが句会の楽しみである。
(塩浜裕夫 昭和35年 政経学部卒)