箱根駅伝、来年は第100回

　お正月の恒例イベントである箱根駅伝。テレビ中継は毎年高視聴率をたたき出しお正月の人気番組となっている。それゆえ出場を目指す大学にとって、この箱根駅伝に対する競争が激化している。とりわけ、いわゆる新興大学の力の入れようは凄まじい。それに対し今まで常連であった伝統校の苦戦が目立ち、本大会でシード権を落とし翌年は予選会からの参加となる大学もある。我らが母校早稲田大学も例外ではない。

　前回の第98回大会では結果13位でシード権を落とし、第99回大会は予選会から参加となった。昨年の令和4年5月に新監督に花田勝彦氏が就任し、チームの立て直しを図った。

　10月に立川で開催された箱根駅伝予選会では、堂々4位の結果で本大会出場を果たした。

花田新監督の指導下チームの状況も非常によく、1月2日、3日に開催された箱根駅伝本大会では、2日目の復路第6区であの強豪校青山学院大学を一時追い抜く大きな見せ場もあった。結果は総合6位、シード権を奪取した。来年の100回大会は、記念大会として全国からの出場が認められ注目される大会となる。

港稲門会では、毎年1月3日の箱根駅伝復路を増上寺・芝公園付近で応援し、その後に新年会を開催している。コロナ禍は開催を自粛していたが、コロナ収束後は再開する予定だ。詳細はホームページ、会報等で案内する。港稲門会の恒例新春イベントなので是非ご参加を！

（大矢泰嗣　平成14年　社会科学部卒）