俳句部会活動報告 季節を詠み 皆で楽しむ
毎月1回、土日の午後開催。メンバーはほとんど勤めを終えているので午後3時から句会を始めます。兼題(前月の句会で出題した季語)を入れて3句と当季の季語の入った自由題で2句、さらに当日出題(席題という)1句の合計6句を詠みます。
それを無記名のまま提出し、皆さんに回覧。各自良いと思う句を6句選んで発表。そこで作者が名乗り、だれが詠んだ旬か分かり入選句について皆で話し合います。良いと思った点や修正案も出て、作者はそのねらいを説明して楽しい話し合いが続きます。
大田稲門会との合同の部会で会員は8人。うち港稲門会員は3人です。現在の会場は洗足池の大田区民センター。入会・見学歓迎。初心者でも入りやすい句会です。
お問い合わせは塩浜まで(080-1158-8459)
1、2月の句会からメンバーの作品を紹介します。(塩浜)
ベランダの影もやさしい春の月 伸郎
紅梅や老舗酒蔵のなまこ壁 勝美
酒蔵の壁を背景に咲いている紅梅の美しさが映える
鳥帰り光るみづうみ残りたる 野梨子
春になると渡り鳥は北国へ帰っで行く。湖が一段と輝く
薄氷を割りて星散らしけり 朋子
初詣免許返納迷ひつつ 雅雄
家事あまた老々介護春寒し 裕夫
(世話役:塩浜裕夫)