スポーツ観戦部会報告 野球早慶戦
🌸 早慶戦観戦記 〜32年ぶりの「天覧試合」、神宮に轟いた早稲田の凱歌
港稲門会 観戦レポート(2026年春季・東京六大学野球リーグ戦 最終週)


抜けるような五月晴れの中、神宮の杜が深紅と紺碧に染まった――。
5月30日(土)、31日(日) の両日、神宮野球場で行われた六大学野球春季リーグ戦の伝統の一戦「早慶戦」。港稲門会からは30日は5名、31日は初参加メンバーを含む総勢14名が集結し、炎天下の中、汗を流し、肩を組み、声を枯らし、二日間にわたって母校への熱きエールを送って来ました。
初日は完敗、苦渋を噛みしめた土曜の神宮
迎えた1回戦。優勝に王手をかける慶大の勢いは凄まじく、早稲田は序盤からリズムを掴めぬまま、1対8で完敗を喫した 。三塁側スタンドからは「コンバットマーチ」の旋律が虚しく神宮の空に消え、肩を落とす我ら港稲門会の面々。
しかし、誰一人として下を向く者は無く「早稲田は明日がある」――桜井副会長の地元青山での懇親会の席で交わされた言葉は、奇しくも翌日の歴史を予言するものとなった。

「肩は落としても下は向かない」1日目の参加メンバー!
5月31日、32年ぶりの「天覧試合」――歴史が動いた日曜日
日付が変わり、運命の2回戦。この日、神宮球場には特別な空気が流れていた。天皇陛下が御観戦のため行幸、実に32年ぶりとなる「天覧試合」である。
厳戒態勢の中、午後2時過ぎに陛下と愛子様がご臨席されると、満員のスタンドからは大きな拍手が湧き起こった。
試合は息詰まる投手戦。先発・宮城が粘りの投球を見せるも、6回表に守備の乱れも絡んで2点を勝ち越され、ベンチに重い空気が漂う。それでも早稲田は諦めない。7回、霜選手のソロ本塁打が飛び出し、1点差に詰め寄ると、神宮の三塁側は地鳴りのような大歓声に包まれた。
9回裏、流れが早稲田へ、そしてドラマは劇的に訪れた
1点ビハインドで迎えた最終回。「紺碧の空」の大合唱が神宮の杜を震わせる。我々港稲門会の14名も肩を組み、声を限りに歌い上げる。

一死から走者を溜め、髙橋海翔の犠牲フライで土壇場の同点!スタンドはもはや興奮の坩堝と化す。
そして二死一、三塁、打席にはこの日すでに2安打の徳丸選手。カウント3-1、インコースへの直球、カキンッ!
打球はセンター前へ鋭く転がる。三塁走者が生還した瞬間、神宮は爆発した。5x-4、早稲田、逆転サヨナラ勝ち!!
天皇陛下が御覧になる中、32年ぶりの天覧試合を制したのは、我らが早稲田だった。
結びに ―― 港稲門会、神宮で一つに
試合後、ハイタッチで肩を抱き合う我々14名。初参加の新人メンバーの目頭も熱く「これが早慶戦!」と感極まった声で呟いた一言。
勝利の余韻冷めやらぬまま、益子会長の地元麻布十番へと繰り出した一行。グラスを掲げ、声高らかに乾杯を斉唱した。世代を超え、ただ「早稲田」という一点で結ばれた港稲門会の絆を強く感じた一日でした。歴史に刻まれる天覧試合のサヨナラ勝ち。早稲田、万歳。港稲門会、万歳。
二日間にわたり、チケットやスタンド席の確保に奔走頂いた江田幹事長、お疲れ様でした!

報告:世話役 長田郁

