特に最近の箱根駅伝テレビ中継は毎年高視聴率であり、活躍した大学は受験者数が増加する現象もあるとか。これに注目した新興の大学では、運営戦略の一環として駅伝選手をビジネス的・戦略的に育成するため選手のスカウトはもちろんのこと、優秀なコーチや監督を他校からスカウトする手法も取っています。
一方早稲田大学は、「伝統」や「栄光」といった精神論的な側面がウエイトを占め、監督やコーチも歴代OBが務めています。
こういった状況下で
<今後も早稲田大学が強力な新興勢力と闘っていけるのか?>
<有力な高校生アスリートが早稲田を選ばなくなったという現実もある>
<早稲田も外国人留学生の起用などの戦略的に方向転換を迫るのか?>
<大学の教育的側面もある箱根駅伝が結果至上主義のプロスポーツのようになっていいのだろうか>
といった問題提議が金氏からなされました。 |