港稲門会 Minato
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第89回箱根駅伝 母校はゴール直前の接戦で5位
ー 応援後の「新年会」では日体大の驚異の優勝にもエール! ー
2013年1月3日、新年恒例の「東京箱根駅伝復路」の応援に15人のメンバーが集まりました。例年通り芝・増上寺前に母校の幟旗4本を立てての応援ですが、目の前を走り抜ける母校の選手は、帝京大学と抜きつ抜かれつの大接戦。港稲門会メンバーの「ワセダー、最後まであきらめるなー!!!」の声援が飛びました。
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港稲門会応援部会・杉原俊雄世話役のレポート

我が母校の箱根駅伝の予想は、今期初戦の出雲駅伝、全日本駅伝とともに、優勝とは程遠い結果でありました。早稲田大学の競走部は、バランスが取れていますが、長距離陣の層は薄く、渡辺康幸監督としては何としても往路優勝を目指し、できればその勢いを復路につなげたいと考えていたと思います。
ただ、そのためには選手全員がフルに力を発揮することが前提となります。
ところがふたを開けてみたら、いきなり一区で、17位というスタートの出遅れが響き、2区以下の選手の頑張りがあっても、山登りでなんとか2位を確保することができましたが、復路の選手の力量を考えると、総合で5位は仕方がないところでありました。
確かに低迷していた10年前と比較しますと、大学当局の理解やOBなどの応援もあります。またスポーツ推薦枠拡大と、一般受験で入学した部員でも力があれば渡辺監督が抜擢した効果が、一昨年の三冠達成に結び付いたと言えます。
学生駅伝は、今、戦国時代と呼ばれています。長時間のテレビ放映に象徴されるように、各校は<駅伝による自校の宣伝効果>に気づき、いわゆる駅伝ブーム到来となりました。昨年19位からいきなり優勝した日体大のようにまったく下馬評に上らなかった学校でも、今後も優勝の可能性があります。また逆の場合もあると思います。いずれにしても、練習の質量ともに、かつての練習方法とは隔世の感がある時代を迎えているのです。もちろん当日のコンディションにも左右されます。
一年間のチーム全体の取り組みの支援体制がいかに重要であるか、その結果が好成績につながるのではないでしょうか。少なくとも、今までの常識を覆す日体大の勝利は、努力が報われるという当然の結果なのです。
渡辺監督以下選手一人ひとりが、学生本来の純粋なスポーツ精神の原点に基づき、努力をしてください。
港稲門会の応援部の皆さんは、増上寺前に、正午集合して後輩の応援をしました。恒例の新年の初顔合せをしながら肩肘張らず、後輩の健闘をたたえながら楽しい時間を過ごすことができました。選手の皆さんお疲れさまでした。先輩たちにこうした機会を作ってくれたことに感謝します。
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文:杉原俊雄(S36 法学卒)
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