港稲門会 Minato
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「東京都23区支部大会2011」に参加して
2011年3月13日(日)、午後3時より、早稲田大学校友会創設125周年記念東京都23区支部大会2011が大隈庭園に隣接するリーガロイヤルホテル東京で開催された。当日はわが港稲門会より塩浜会長以下6名(藤井・康本・中山・立原・平塚)が出席、約3時間半に亘る充実したひと時を過ごした。
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23区支部幹事長高田氏(中野稲門会幹事長)の開会の辞に始まり、23区支部支部長の海老沢勝二氏(中野稲門会会長)が挨拶。冒頭、2日前に発生した東日本大震災の被害者に対する黙祷を捧げた。
第一部はNHKの顔、本学OBで現在大学院客員教授でもある松平定知アナウンサーの講演会『戦国に生きた女性たち』。NHK大河ドラマ主人公の「江」(秀忠妻、家光母)をはじめ、江ら三姉妹(茶々、初、江)の母で絶世の美女であったお市とその兄信長との関係、さらには於ね(秀吉妻)、まつ(利家妻)、千代(一豊妻)、玉(光秀娘、細川忠興妻)などの人間模様を、独自の分析を交えて興味深く語り、あっという間の1時間であった。
37_1第二部は別ホールに会場を移し、鎌田新総長を囲んでの懇親会。創部50周年を迎える早稲田大学モダンジャズ研究会(通称ダンモ)OBバンドによる1960年代の懐かしいジャズの調べに参加者の気分も高まり、海老沢支部長の開会の辞に続き鎌田総長がご挨拶。総長は、①本学校友会は125周年の歴史的節目にあるが、中でも23区支部は最大かつ有力者の会として重視。②昨年来、野球・箱根・剣道アベック優勝をはじめ大学選手権12スポーツで優勝するなど華々しい活躍で大変嬉しい。③痛ましい大惨事となった地震については、大学側の物的被害はなく、当日は大隈講堂で1,000人以上が夜を明かした。東北に帰省中の学生や合格者の安否確認を、校友会と協力して実施していきたい。④現在、研究科22を擁するグローバルユニバーシティとして約2,000名以上の留学生が本学で学んでいる。現在は、当時大隈重信が欧米列強に優秀な人材を送り出していった時代とよく似ている。国際社会の中で日本の地位を高めるために大学が活力となる必要がある、などと力強く抱負を述べられた。
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その後、各稲門会との懇親が深まり、港稲門会も総長を囲んで写真撮影。そして東京都23区支部幹事石川範行氏指揮による校歌斉唱と東北地方および鎌田総長へのエール、最後は同吉田副支部長(中央稲門会会長)の中締めでお開きとなった。
逆境を克服し未来を拓く高邁な意識を参加者全員が共有し、我が早稲田大学の総合力を強く印象付けられた夕べであった。

文:平塚 聡(62年、法卒)
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