新入会員コラム
駅伝初応援で優勝!良い年だと神様に太鼓判をもらった私
11月の秋の懇親会で、駅伝応援と新年会のご案内をいただいて心惹かれる思いでしたが、親元を離れてから10年あまり忙しいとの言い訳をして除夜の鐘が鳴るかどうかの時間に戻り、2日の早朝に慌ただしく出掛ける親不孝娘をしてきただけに、いつまで一緒に正月を迎えられるかわからない年代に入った両親との時間をやはり優先させようと、参加を断念していました。
それなのに、前日2日の東洋大柏原と早稲田猪俣の5区の走りを見てしまい、「これは行かずにいられない!」と。東洋の柏原は確かにすごい、それを代走が決まって間もないのに27秒差にしか許さなかった一般入試組の猪俣はよくやった、かっこいい!なんていい男なの!!!じーんときてしまったわけなのです。
翌朝、隣で中央法科出身の父が「俺のとこはメッキリ出なくなった」とぼやくのを横目に「私、ちょっと行ってくるから」と朝食を早々に切り上げて「逃してなるものか」と増上寺前に駆けつけたのでした。
到着は13時10分過ぎ、沿道まで出たところでちょうど10区の中島選手が走ってきて
「ま、間に合った!」
幸先よいお正月になりました。
中島選手の後姿を見送り、直ぐにメンバーのみなさんを探してみると、それぞれにワンセグを覗いて
「21秒」
「三越前だ」
「おっ、距離が開いた!」
と、時折走って来る選手に掛け声をあげながらも夢中で中継をご覧になっていました。
「あっ、テープがみえる」
「いける」
そして一瞬の沈黙の後、
「やったぁー!!!」
歓声を揚げるというより、もう全員が『吠えて』いました、当然です、何しろ18年ぶりの優勝、加え皆さんはシード獲得に至る前の絶不調の時期からここで応援をされていたのですから、こみあげてくるものは計り知れません。
一方、初参加にて優勝を味わった私は、この一年が間違いなく良い年だと神様に太鼓判を押していただいたような気分になりました。集合写真の通り、もうすっかりハイテンションです。
ところで、この応援に駆けつけて、お会いした桜井先輩や花村先輩が身につけてらしたワセダグッズにドキュンと胸を射ぬかれました。
「学校グッズって気恥ずかしいし、どこかダサくてイヤ」と思っていたのですが、チャーミングな先輩お二方の魅力と相まってとっても可愛いい125周年記念のスカーフと2010年稲門会のアディダスマフラーが素敵で、「いいなー、欲しい!」と大騒ぎしてしまいました。
応援後の新年会から帰宅すると早速インターネットを繋ぎ、ワセダショップを覗いて見ました。次回は私も何かゲットして身につけていきたいと思います。その時は、「かわい〜」とほめてやってくださいませ、.....ぜひ!!!
文:牛久香織 (平成4年 第一文学部卒)
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