俳句部会は大田稲門会と合同で毎月句会(若葉句会)を開いています。会場は大田区の洗足池図書館。会員20人のうち、港稲門会の会員は3人と少数です。
昨年9月に句誌『若葉俳句・第14号』を増ページ・増刷して大田稲門会創立20周年記念号として発行。また新入会員が増えたので、11月から1年間、新人対象の「席題句会」を毎月別個に開いています。当日の会場でその日の季題5つを発表、30分で5句を詠むというハードトレーニングですが、7人の参加者は健闘しています。
12月には高輪へ吟行(名所旧跡を歩いて俳句を詠む)。泉岳寺・義士会に近い16日の日曜日に清正公ー大石内蔵助切腹跡ー高輪皇族邸ー泉岳寺と回り、新橋で句会を開きました。当日の特選句は、
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寒風に線香たなびく義士の墓 |
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伸郎 |
今年1月の初句会では前年下期の特選句の中から厳選した「秀句」を発表。上位3席には記念の特製カード(自句が書かれたもの)が贈られました。秀句の中からいくつかを紹介します。
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首席 |
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鬼いつも隣の健ちゃん猫じゃらし |
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朋子 |
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二席 |
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転ぶなよふくら雀は屋根の上 |
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輝雄 |
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三席 |
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運動会転んで泣いた跡残る |
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捷三郎 |
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秀句 |
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思ひ出は掌に乗る運動会
長き夜にフォークソングの古テープ
熊手抱き尻で割込む屋台かな
柿落葉集めて朝の日課かな
被災地は復旧途中薄紅葉 |
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野梨子
哲
雅雄
光敏
裕夫 |
お問合せは世話役 塩浜まで
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