港稲門会 Minato
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還暦からの女子大生!早稲田へ通って13年
文:増子 文子(2003年推薦)
早稲田オープンカレッジとは?
この度、港稲門会に入会しました増子文子です。 2005年の11月14日、東京プリンスホテルで行われた懇親会の席で新入会員として紹介された際、私が通学している早稲田オープンカレッジについて説明していただきたいと諸先輩から依頼されましたので、恥を忍んで投稿させていただきました。
と申しましても、週3回ほど13年間も通学している私自身、学部でも大学院でもないオープンカレッジなるものが早稲田大学の中でどの様な存在なのかまったく知りませんでした。従って、本部であるエクステンションセンターを改めて訪ね、いろいろ問い合わせたところ担当の事務員が懇切丁寧に説明してくれました。以下、大学の資料を基にご紹介させていただきます。

増子文子さん
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2005年秋の懇親会に会員として出席した、増子文子さん(写真左)。主婦と学生生活の両立を成し遂げ、充実した笑顔がこぼれます!
1980年に生涯学習の場として、スタート
早稲田大学は創立以来、「早稲田講義録」と称し通学不可能な勉学を志す一般大衆に教育と大隈精神を普及するため通信教育を行った最初の大学とのことです。その伝統的精神を生かし、今から26年ほど前1980年(昭和55年)に生涯学習の場が必要とのことで一般社会人の為の講座が設けられました。最初の1年間は施行期間として講座数31、受講生748名、その後8年間の実績を生かし1988年オープンカレッジが正式に開校されました。1990年度に修了生第1号が誕生し、以来、2003年度までに643人の修了生が総長からじきじきに「早稲田大学オープンカレッジ修了証」を授与されました。
2年前、私も所定の単位を取り修了証をいただき、併せて校友会に会員として推薦されました。還暦の歳に入学し単位を取るのに10年以上かかりましたが、いつも主人に馬鹿呼ばれされていた専業主婦としては「ヤッタ」という思いでいっぱいです。 

受講生の64%が女性!平均年齢45.2歳
現在、昨年度の資料によると講座数1,390、会員数32,774名、当該年度延べ受講者数26,947名です。受講生の性別は女性が64%と過半数以上となっております。キャンバスでは若い学生に混じって、爺さんや私みたいな婆さんを良く見かけますが、大学の資料によりますと、受講生の平均年齢は45.2歳、年代別では30代が最も多く、次いで20代、50代の順とのことです。勿論、学部みたいな入学試験はありませんが、途中で止めてしまう方が多いようです。早稲田の学部卒業生も定年退職後好きなことを学びたい為か沢山通っております。
公開講座は春・秋の2期に分れ、夏・冬の2期に特別講座が設けられております。内容は文学・歴史と文化・芸術・現代社会と科学・ビジネス・スポーツ・語学等々多岐にわたり、講師は学部の先生方です。早稲田まで通うのは大変という方には、八丁掘分校をお勧めします。ここでは社会の第一線で働く者のため、マーケッテングリサーチ・ネットビジネス・商品開発テクニック・貿易実務等の講座が設けられております。
私は主として、アラブとイスラエル・一神教の世界・ぺルシャ美術史・仏教美術伝来・シルクロード・中東問題等を専攻しました。
会員の皆様、高齢の新入会員をよろしく。

早稲田大学オープンカレッジの受講ご希望の方は
早稲田大学エクステンションセンター
電話 03−3208−2248 へお電話下さい。
入会案内・講座科目等の資料をお送りします。
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